消防設備に関する事件

消防設備関係の出来事

こんにちは。

今日はこのお話しをさせていただきます。

消火器破裂事件

概要

この事件が起きたのは、築20年以上経つ2階建てアパートで起きました。

ある日の夕方、会社の電話が鳴り、「消火器の粉が散乱してますよ。」という通報がありました。

急いで、会社の同僚と一緒に現地に向かいました。

消火器の粉が散乱して、アパート1階玄関前が一面ピンク色です。

誰かの悪戯かと思って、とりあえず黙々とホウキで粉を集めて掃除していました。

その時、ふと消火器を見ると缶が破けて粉が漏れていることに気が付きました。

「うわっ、なんだこれ!」

こんな状況は長年管理をしていましたが、初めての体験でした。

 原因

消火器の製造年月日を見ると、20年以上経っていました。

実はこの物件、当初はオーナーが直接管理をしていたのですが、

途中から管理を受け始めた直後で、消防設備点検などの段取りもできて

いない状況でした。

以前から消防設備点検をオーナーもやっていなかったらしく

完全に確認ミスで起きた事件でした。

避難ハシゴ落下事件

概要

この事件が起きた部屋は、分譲マンションを賃貸に出している部屋です。

この部屋は、管理はせずに、お客さんの紹介だけをするといういわゆる準管理物件でした。

しかし、何かとトラブルがあると当方に連絡してくる、ちょっと強気で怖い女性なので(笑)、管理物件なみの対応をしてあげていました。

余談はさておき、「ちょっと、昨日の夜中すごい音がしてハシゴが落ちてきたわよ」。

私は、急いで見にいきました。

状況は、その部屋の上階の部屋の避難ハシゴが、ハシゴ部分だけが勝手に落下した状態でした。

原因

原因は、多分何年も消防設備点検を受けていなかったため、腐食に気づかなかったためと思われます。

最近の避難ハシゴはステンレス製が主流ですが、昔の避難ハシゴは、鉄製のものが多く錆びてしまうのが欠点でした。

そのためこのような、ことが起きてしまったんですね。

しかし、このハシゴが人に直撃していたらと思うと、ぞっとします。

消防設備点検

ここで、消防設備点検についてご確認していただきたいと思います。

消防設備点検は半年に1回実施することとなっています。

6ヶ月ごとに機器点検

1年ごとに総合点検

これらを実施して消防署に報告する必要があります。

例え小さなアパートでも通常は消火器等が設置されていたりするので

必ず有資格者による点検を実施しないといけません。

オーナーが直接管理していると、実施していない物件があり

実施していても、経費節約で年1回の総合点検だけをしている物件もあります。

これは報告はしていますが違反にはなりますのでご注意ください。

また、分譲マンションを賃貸に出している場合は、マンション管理会社の責任で実施することとなりますが、かといって点検を受けない部屋は、賃貸と違い合鍵もないので強制的に入ることもできないため、非常に対応に困ることとなります。

最後に

消火器の破裂でたまたま第三者に被害が出なかったのでよかったと思っています。

一般的に消火器の耐用年数は8年から10年くらいとなっています。

古い消火器は本体が錆びてくることもあるとともに、

中の粉も固まってしまい、いざという時に使用できない可能性もあるので

点検は非常に大切になります。

避難ハシゴの点検も重要です。いざという時に役に立たないのでは意味がないので、きちんと点検は受けた方がいいですね。