物件の広さの基準

 

表示についての基礎知識

こんにちは。

今日は、部屋の表示についての基礎知識をご紹介したいと思います。

広さ

部屋を探しにいって、部屋の間取り図を見た時に、洋室6帖とか8帖とか表示されていますよね。

この帖数ですが、何を基準にしてるかといえば、畳1枚を基準にしています。

では、この畳の基準は決まっているんでしょうか?というのがこのお話しです。

この広さは、不動産の表示に関する公正競争規約施行規則で定められています。

面積表示の場合は、㎡表示にする、畳の場合は、1.62㎡以上/畳というのが定められています。

ですから、洋室6帖となっていれば、最低9.72㎡以上の広さがあるということになります。

ですから、洋室6帖といえば10㎡くらいということになります。

一般的な畳のサイズ

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面積の図り方

部屋の面積を図る場合に、使うのが主に次の方法です。

壁しん計算

一つは壁しん計算による図り方です。

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このように、実際の部屋面積を基準とするのではなく、壁の真ん中を基準として測る方法になります。

部屋を借りる時に気を付けたいのが、〇〇㎡と表示されていても実は、壁しん計算の表示だったため、あんまり前の部屋と広さが変わらないということです。

テナントが、物件を借りる際も、「7000円/坪」という表示だったけど、実寸だとせまいので、賃料が、あまりお得ではなかった等ということも考えられます。

内のり計算

二つ目が内のり計算での図り方です。

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この場合は、壁の真ん中で測っているわけではないので、実際に使える広さになっています。

表示方法としては、一番消費者には分かりやすい方法かなと思います。

「壁しん」と「内のり」はいわゆる、「税抜表示」と「税込表示」みたいな関係ですよね。

分譲マンションでもそうですが、広告の表示は「壁しん計算」の広さで表示されていることが多いですよね。

でも、登記簿上の面積は「内のり計算」の広さになっています。

なので、登記簿見て、「広さが違うじゃん」とびっくりしないでください。

 部屋とは

部屋として表示できるためには、部屋の床面積の1/7以上の開口部が必要です。

この開口部は一般的には窓になりますが、続きの部屋の場合は、可変式の開口できる仕切り戸なども該当します。

そのため、リフォームのやり方によっては、部屋として見なされなくなってしまうこともありますので、間取りの変更には注意が必要です。

では、部屋とみなされない場合(窓の面積があまりない等)は、どのような表示になるでしょうか?

この場合、一般的に「納戸」として表示されることが多いです。

間取りの図面で、3SLDKなどの表示をみたことがあるでしょうか?

この時の「S」というのが、納戸に該当します。

最後に

このように、部屋の表示方法には一定の基準が設けられています。

表示方法に多少なりとも、理解があると契約時のトラブルも未然に防ぐことができるかと思います。